top of page

「チーム」という働き方

 時代は、物質消費社会から価値創造社会へと大きな転換期を迎えています。これからの社会では、全ての分野でモノではなく、価値を高めることが本質的な目的となります。未知の課題を解決するためには、多様な知恵を集めて柔軟に対応することが必要です。そのため、仕事の手段である組織というインフラは、人材を階層化するピラミッド型ではなく、才能を集約化するチーム型に転換することが望まれます。

 あなたの組織でも、プロジェクトごとに価値を最大化する「チーム」という働き方への転換を図りましょう。

  

◆チームを考える要点

要点1: チームに必要なこと

 

 チームとは、ひとりひとりの才能を基盤として知恵を結集し、価値を創造する方法のことです。

 その特徴は、

 ①役職による上下関係をつくらない。

 ②全てのメンバーが自律思考で行動する。

 ③状況に応じて誰もがリーダーになり得る。 

 となります。

 また、チームメンバーの行動は、指示や命令などの外的動機ではなく、ワクワクする感情や自らの役割を認識した内的動機が原動力となります。だから「チーム」とは、ひとりひとりが主役になる確かな働き方のことです。

要点2: チーム構造はサッカー型

 

 21世紀の組織は「サッカーチーム型」となるでしょう。個々人の才能にふさわしい役割を設定しながら、ひとつの体制に固執することなく、状況の変化に応じて柔軟に変化する仕組みです。

 リーダーという存在は絶対的な権力ではなく、単なる役割のひとつとなります。特定の人に固定するものではなく、業務環境の変化に対応して、最も適した人がその役割を担います。

 従来のように、強いリーダーに頼る方式(leadership)ではなく、誰もが主役になれる関係性重視の方式(Relationship)が、これからの時代を生き抜くための最善策となるのです。

要点3: チームに必要な2つの力

 

 ひとりの能力や知識には限界があります。私たちが直面する問題はますます複雑さを増しており、簡単にはその対応策が分かりません。

 複雑な問題に立ち向かうためには、異なる能力や知識を持つ複数の人が集まり、アイデアを出し合うことが必要です。そのために、チームという方法が有効になるのです。

 しかし、人を集めただけではチームは機能しません。チームがその力を発揮するためには、2つの力が必要です。

 それは「求心力と遠心力」です。

 「求心力」とは、各自がチームの目的を理解し目指すゴールをみんなで共有する「チームらしさ」のことです。

 「遠心力」とは、メンバー各自の才能を活かし、自律行動を発揮する「個人らしさ」のことですです。

 

bottom of page